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カリブ海にて考え中 Thinking something in Caribbean

Carnival cruise Disney Magic, Fantasy 豪華客船で起こる色々な事。

第3回 ディズニートラディショナルトレーニング こうして洗脳は始まった。

船はアイスランドの首都Reykjavikに向かっています。多分レイキャビクで発音は合ってると思います。
今日はディズニーのトラディショナルトレーニングについて書こうと思います。2年も前の話になりますが。

ディズニークルーズで初めて働くクルーはどのデパートメント(職種)関係無く、このトラディショナルトレーニングに参加しなくてはいけません。
オーランドにあるディズニーユニバーシティでトレーニングが行われます。
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1日目
早朝に宿泊しているホテルのフロントに、ハイヤーで初老の老人が迎えに来ます。
物腰が柔らかく、すごく品の良いおじいちゃんでセバスチャンと名付けたくなるような人でした。


どうやら今日一緒に研修を受けるのは僕ともう1人、ポートショッピングガイドのアシュレーというNY産まれの容姿端麗な女の子。
余談ですがポートショッピングガイドは美男美女が多い。ダイヤモンド等高価な商品の販売を担当するので、信頼を得る為にビジュアルも重要なのかもしれません。
その子と車内で2人きりなので、お互い以前のコントラクトで乗ってた船について話しました。
彼女は小さいころからディズニーが大好きで、ディズニークルーズで働くのを凄く楽しみにしてる様。
僕はというと
彫刻みたいに綺麗な顔してんなーこいつ。
と思いながら話してた。

セバスチャンに連れられて、ホテルから15分くらいの所にあるディズニーユニバーシティへ。
ペーパーワークはものの10分程で終わり、実はあなた達にプレゼントがあると言い残し別室へ去るスタッフ。

戻ってくるやいなや、ここにフリーパスがある。マジックキングダム、ハリウッドスタジオ、アニマルキングダム、エプコット(この4つの総称をディズニーワールドという)どこでも行けるから1日遊んできなさい!
本格的な研修は明日からよ!
との事。

サプライズ!
これがディズニー流のおもなしかー。
アシュレーはとても嬉しそうにしている。

僕はというと、前にディズニークルーズに乗った友達から話を聞いていたので、さほど驚かなかったのは事実。もちろんこのおもてなしは素直に嬉しいんですけどね。

といってもまだ早朝なので1度ホテルに戻って支度をして、10時頃にホテルからパークへのシャトルバスが出ているので、それに乗っていく事を勧められる。
帰りもアシュレーと一緒だったので車中で少し会話していると
"私オーランドのディズニーワールドはもう10回以上来てるわ。
今日も友達とパークで会う約束してるの。"
と彼女
て事は知ってたのか。
フリーパス貰える事知っててあのリアクション出来たのか。
すげーな。とか思いながら彼女は僕がどのパークへ行くべきか、4つのパークのどこを見るべきかを親切にも提案してくれた。

ホテルに帰りベッドに横たわる。午前8時半。

眠い。時差ボケもあって眠い。
このまま寝てしまおうか。だって初めてのディズニーが海外でぼっちとか難易度高すぎるもの。

次回へ続く。

第2回 なぜ彼女達はあんなに素敵に笑うのか

船はノルウェーのBergenという街へ向かっています。

この記事を書いているのは夜の11時船の中です。
基本船でのインターネットはとても貴重なので、船で記事を書いてポートに降りて、Wifiが使える時に投稿するという感じでやっています。

船に乗っている人をクルーメンバーといいますが、(以下クルー)クルーの人達のお給料は様々です。ゲストサービス(ホテルでいうフロントの様な仕事)や、ハウスキーピングの人達の様に固定でお給料をもらう人もいれば、ダイニングやスパなど、固定給が無く、完全にお給料がチップ制の部署もあります。
基本的にはチップ制の部署の方がハードワークな仕事です。

 

僕が乗っているディズニークルーズのスパは数あるクルーズラインの中で最も忙しいスパの1つです。


マッサージセラピストなら1週間で1000$(日本円で10万円程度)稼ぎます。
そしてスパメンバーの大部分を占めるのがフィリピン人なんですが、聞いた所によると彼女らの国の平均月収は300から500$程の様です。

 

という事は、、
平均月収の3倍程度を1週間で稼げてしまうのです。
家族の繋がりを大事にする彼女達がなぜここで働き、なぜ笑顔でいられるかが納得できます。

日本の平均月収を20万円だとしても、それの3倍という事は1週間で60万円。7ヶ月のコントラクトが終わると2000万円近くをもって国に凱旋帰国する事になりますね。

友達が1コントラクト終わって、両親に新築の家を建ててあげたとか言ってたのも納得。

もちろん僕はそんなに稼いでいません笑

Post script

 

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船を美しいと思う理由の一つとして、この鉄板一つ一つが滑らかな曲線を描いて、美しい船首、船尾を形成してる所です。

第1回 はじめまして。

船はノルウェーの首都Osloに停泊しています。お昼の3時です。

色んな所で豪華客船の生活の講演をやらせてもらったり、色んな人に船での生活の事を聞かれるのでコラムを書く事にしました。

これから何回かに分けて豪華客船の仕事について書いていこうと思います。
皆さんに少しでも豪華客船の事を知ってもらえれば嬉しいです。

豪華客船で働くという事は基本的には遊園地で働く事に似ています。
華やかな反面、働く訳ですから辛いことももちろんあります。
また、ある友達はHigh school mixed jail(高校と刑務所のミックス)と言いました。
露骨なカースト制度に加え、辞めると言ってもクルーオフィスという所にパスポートを管理されてるので帰れない。
なるほどこれも的を得ているなと思ったものです。

まず第1回に何を書こうかと思ったんですがお金について書いてみようと思います。
生活にかかるお金ですが居住費、食費、光熱費、水道代、あと僕はスパに所属していますので、意外な所だと散髪代など全部無料です。

基本的にお金がかかる事はない上、部屋(キャビン)の掃除、衣類の洗濯までハウスキーパーが入り毎日やってくれるという楽チン生活です。
僕は1人暮らしが長かったので、ご飯作んなくてよい、部屋片付けなくてよい、掃除しなくてよいのは本当に助かりました。

1人暮らしをしていた時はそんなに贅沢な暮らしをしていた実感はないのに家賃や食費、たまにある大きな出費(車検)等を含めると1ヶ月平均15万はかかってました。
しかし船での生活はほとんどの事にお金がかからないので、大体3万くらいあれば1ヶ月十分生活できました。

そう考えると実収入が10万以上違ってくるのでこれは大きいです。あと日本から住民票を抜いていれば所得税支払い義務もありません。税金も日本で働いてると高いですからね。これも大きいです。

次回はお給料について書きたいと思います。

Postscript
ノルウェーに来ると気温に関わらず鼻水が止まりません。
いつもスパの同僚に鼻水出てないかチェックしてもらってます。チームワークって大事。