カリブ海にて考え中 Thinking something in Caribbean

Carnival cruise Disney Magic, Fantasy 豪華客船で起こる色々な事。

第11回 バケーションのススメ

タイ、北海道、東京、金沢、香川。写真は函館の夜景です。

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好きな時に好きな所へ行って、好きな人に会って好きな事を話し、好きなだけものを考える事が出来るバケーション。

 

こんなに幸せでいいんだろうかと時折考える。

 

幸せであることに不安を覚える事で、自分がまだ日本人っぽいなーと自覚する。

 

本当に日本の社会ももっと長期休暇を増やせば自殺する人も減るし、仕事の能率も上がるのになと思う。

 

一か月休みがあると、働いてない事が当たり前になってくる→なぜか無性に働きたくなる。

これ船乗りあるあるです。

 

今こうやってお金があって、自由があって、時間があって、人間って本当にやりたい事が見えてくるんだなーと。

 

 

しかし色んな人と話をして感じるのは、今の会社に何となく勤めているが

自分はやりたい事がない。
何に自分が向いているかわからない。
このままでいいのかなって悩んでいる。

って人の多さ。

 

僕は説教と、戦争と、きゅうりが大嫌いなので、なるべく偉そうにならないように話をするのだけど、結局そういう人達は会社を辞めるっていう不安に取り憑かれてる自分自身が問題なんだなぁ、とすごく感じる。

 

今までお世話になって、可愛がってくれた上司に申し訳ない。

家族が辞めるなと言っている。

転職して失敗した人達をいっぱい知ってる。

うーん。(うーん。は人を否定したくない僕が使う、もっとも最上級の否定法です)
って思います正直。

 

 

今までお世話になって、可愛がってくれた上司に申し訳ない。家族が辞めるなと言っている。

上司や家族があなたの人生の責任を取ってくれるのかな。
人生はいつまでたっても孤独だし、あなたの彼氏、彼女やパートナー次第で多少あなたの幸せは変わるかもしれないけれど、結局あなた次第ですよ。

 

転職して失敗した人達をいっぱい知ってる。

その人達は転職した事が失敗だったんでは無くて、挑戦する事自体が欠落していただけだと思いますよ。転職してダメだったらまた転職したり、自分で何か始めればいいだけの事です。

 

 

この前話してた子も
自分が営業としてもっと突き抜けれそうな可能性を感じる時もあれば、他の営業と比べて向いてないなーと思う事が多い。
だからこの仕事をどうしていいかわからない。そんな状態が1年も続き、いつもモヤモヤしている。

 

 

僕が彼女に言ったのは
とりあえず1番の問題はあなたがあなたを受け入れてない事が問題やし、人間やる気のある人、ない人がいるんじゃ無くて、やる気のある時、ない時があるだけなんちゃうかな。

 

だから営業やりながら他の仕事に目移りする自分をまず受け入れてから、一年モヤモヤしながらも頑張って続けた自分を受け入れて。

別に自己賛美する必要はないけど、ありのままを普通に受け入れたらいいと思うで。

こうならなあかんとか、こうあるべきやっていうのを取っ払ったらもっと楽になるんちゃうかなーって。

 

そうしたら彼女楽になってくれたみたいで、自分のやりたいように春までやってみて、いい結果が出ても、出なくても仕事辞める!
って言ってた。(僕は責任とらないけど)

 

 

 

確かに無職になるのは怖い。

ただ僕は周りからみじめに見られたり、かわいそうと思われたりする事にあまり抵抗が無いんだなぁ。と人と話してて思う。
だから僕は誰を相手にしても同じ、自分を良く見せようともしないし、背伸びもしない。

 

だって自分ってそれ以上でも、それ以下でもないからなぁ。

 

第10回 ハローと、サンキューと、マクドナルドくらいしか英単語知らなかった

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僕が船に乗ろうと決めた約3年半前。
僕が知ってる英単語は本当に誇張では無く、タイトルのくらいしか知らなかった。

一応乗船までお世話になった英会話学校には自分の英語レベルを、

中学レベルですかねー。

なんて言ってたけれども、それは中学レベル以下を表す言葉が見つからず、苦しまぎれに言ったものだった。
中学レベル以下の英語しかない人はなんて言えばいいのだろう。
小学生、幼稚園レベル、、
でも義務教育で英語習わない年代だしなぁ、、

 

 

 

僕の場合常に行動が先に来てしまう。
茨城の病院を辞めて、次に何の仕事をしようかと途方にくれていた頃、インターネットでこの豪華客船の仕事を見つけた時、もうなんというかワクワクが止まらなかった。

そして瞬く間に会社説明会に参加し、そこで言われた一言


面接は全て英語です。


この時初めて、そっか、英語か!!と我に返った程だった。

全く英語が喋れないながらも、英会話学校の先生の親身なアドバイスやサポートによってなんとか面接を突破。


船に乗り込むとみんなが
オーラ!
と挨拶してくるのだけれど、そのオーラがスペイン語だと知ったのは乗船して2週間が過ぎた後だった。

 

とまぁ、とにかく僕の英語レベルは酷かったので藁にもすがる思いで色んな勉強法を試した。
その中で特に役に立ったアプリを3つ紹介したい。

 

1、Reai英会話

LT Box Co., Ltd.「Real英会話」
https://appsto.re/jp/t9brw.i


このアプリは非常に役に立った。
このアプリの僕の使い方はシャドーイング等に使うのでは無く、主に辞書代わりに使っていた。

少しモノを訪ねたい時、ネイティヴだったらなんて言うのかなぁ。そんな疑問に対し、Google翻訳等では直訳が多いのでネイティヴが実際に使う表現とは程遠く、通じないこと多かった。

イディオムがたくさんのっているこのアプリの方が自然な表現なので、コミュニケーションは円滑に進んだ。

 

2、瞬間英作文

Beret Publishing Co. INC「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」
https://appsto.re/jp/ydm3J.i


英語のスピーキングにおいて必ず上がる、文法必要ですか?問題。

このアプリは頭でわかっている文法を、口にアウトプットするスピードを速める為に、非常に重宝している。
僕の場合、英語で話さないといけない事が日常で多すぎて、乗船当初どうしても単語中心のブロークンイングリッシュになっていた。

現実問題3単現のsが抜けてたり、前置詞が間違っていようと通じるのだが、1日の終わりにこのアプリを使って30分ほどシャドーイングして、文法を口で暗記し、なるべく綺麗な英語を喋る事を心がけた。
文法を覚える事は個人的には早くスピーキングが上手くなるための近道だと思っている。


3、TED Sub title

CoCO SWING「TEDICT - TEDで英語を習おう, LITE」
https://appsto.re/jp/ybecH.i
上の二つのアプリに関しては主にスピーキングの上達に使える。
リスニングの上達にはこのアプリをお勧めする。
意外なことに日英両方の字幕が付いている映画や、教材等をフリーで見つけることは難しい。

このアプリでは様々なトピックを様々な人種の人がプレゼンテーション形式で話す。
それに音声、字幕データと映像をダウンロードしていれば、オフライン下でも見ることができるのがお勧め。
しかもプレゼンテーション一つあたりの時間も5〜20分程度なので、少し空いた時間に勉強できるのも良いところだ。

唯一の欠点は会話形式でないことくらいか。

 


日本に帰るといつも思うことがある。
電車に乗っても、テレビを見てても日本には英会話学校関連の広告の多いこと、多いこと。

基本的に英会話は家電を買うこととは全然違う。
テレビを10万出して買えば、その日から僕たちは綺麗な映像で迫力あるハリウッド映画を見ることができるが、英会話学校に10万払ったとは言え、次の日から英語がペラペラに話せるようになる事はまずありえない。

投資と結果がすぐに線で結びつかない。
だから今現在どこかで英語を学んでいても、上達していない自分に不安を感じて、また違う勉強法に手を出し、結局全部中途半端になってしまう事が多い。

結局はこれだ!と思えるような英会話学校の先生に会うか、勉強法に出会えるかという事が、英語を学ぶ上で重要な事だと僕は考える。

その上で先に紹介したアプリ3つは初心者レベルの英語学習者に自信を持ってオススメできる。


 

第9回 豪華客船大変な事

 

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前回の続きです。、、


豪華客船で働くと旅行も出来て、外人の友人や、恋人が出来て、お金も貯まってバラ色の人生が待っている。

 

という訳ではない。

自分はネガティヴな方だと思うので、豪華客船に乗る際、楽しい事より、どんな辛い事が待っているんだろう。
という事を出来うる限り想定して乗ったつもりだった。
しかし1stコントラクトは僕の想像を遥かに超える大変さが待っていた。


英語

前回も書いたが乗船時、僕は英語力が中学生以下だったので本当に苦労した。
相手の言ってる事が理解できないと、当たり前だが満足させる事は出来ない。


また海外で働く上で自己主張をしていかないと、どんどん自分の不利な状況に追いやられてしまう。
謙虚を美徳とする日本人と違い、船では自分がどれだけ売り上げを上げて貢献してるか等、マネージャーと交渉していきながら、自分で自分の働きやすい環境を作っていかないといけない。
そんな時に英語が出来ないと、理不尽な事を言われても言い返せないし、自己アピールも出来ない。


また船で働く上でセーフティーに関する事は必須で、定期的にテストがある。
緊急時にゲストをどうガイダンスするか。医療関係の緊急ダイヤルが何番で、火事関係なら何番とかこういった事を記憶しなければならない。
当たり前だがこういったテストは英語で行われるので、最悪そのテストをパス出来ないと、船を降ろされる事もある。


文化の違い

先も触れたように日本で評価される人と、船(外国)で評価される人というのは少し違うんじゃないかな。と個人的に思っている。

日本には
行間を読む。
だとか
空気を読む。
という言葉があるように
つまり受信、受けて側の能力が高い事を前提にした文化、言語であって、基本受信能力が高い人が評価される社会。

 

それと違い、外国、特にアメリカは自信社会。
喋っている時も視線を外すと自信が無いとみなされるし、プレゼン等も紙を見ながらスラスラ喋るよりも、多少つまったり、つたない単語でもいいから相手の目を見て喋った方が効果がある。

 

スパの2大勢力といえばフィリピーナと南アフリカンなのだが、彼らは常にゲストを取り合っている。完全歩合制なのでゲストがいない=給料ゼロ。なので彼女達も必死だ。

 

 

 

閉塞感、人間関係

船で生活していると、自分の事を誰も知らない環境に身を置きたいという衝動に時々駆られる。

 

僕自身、1人暮らしも長く孤独に対する耐性は強い方だと思っている。
だから一人でいるのは全然苦痛じゃないが、
あいついつも一人だな。
と周りから思われるのは別問題で、変な同情をかって結構面倒くさい。

 

普段陸で生活していると人はいくつかのコミュニティを持って生きていると思う。
仕事のコミュニティ、趣味、学生時代からのコミュニティ等々。
ただ船で生活していると、船のコミュニティしかないのでそれが時々嫌に感じる事がある。

 

嫌な上司や同僚とも、同じ一つ屋根の下で過ごす事になるので、プライベートタイムも完全にプライベートタイムとは言えない。
食堂に行ったら会いたくない人に会ったりする事があったりするので、どう気分転換、ストレス解消するかというのは重要だ。

 

 


豪華客船で働く上でのデメリット書き連ねてみましたが、総合的に見るとやっぱり楽しいが勝ると思います。
でなけりゃすぐ降りる人もいる中、伊達に4回も乗って無いですからね!

 

 

第8回 豪華客船(クルーズ)で働いて良かった事

クルーズで働き始めてもうすぐ3年になる。

 

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自分自身海外で働く事なんて全然考えてなかったので、今でもたまにふと、

どうして日本からこんなに離れた所で働いているんだろう。

と考える事がある。


やはり何かしらのメリットがあるから自分は船で働いている訳で、今回自分が思う豪華客船で働くメリットについてまとめておこうと思う。

 

 

タダで旅行出来る


これに関しては大体みんなも予想がつくと思う。

働きながら、旅行もできる。夢のある話だ。


しかし知っておいて欲しいのは、クルーは大体平均週70時間近く働く事を強制されるので、船が港に着いていても意外に外に出られない事も多い。
後はせっかくの休みでもポートマニングという非常の際に備えて船で待機しなければいけないdutyもたまにあるので注意が必要。


綺麗なポートの景色が目の前に広がっているのに、船を降りられないとう事は、美味しい食べ物を前に待てをされているのと一緒で、かなり歯がゆい思いをする事になる。
旅行を目当てに船で仕事をしようと考えている場合は気をつけた方がいい。

 

後は派遣される船によって行き先もバラバラで、ひたすら契約期間中カリブ海の同じ港ばかりを周るクルーズもあれば、色んな国や港に行けるクルーズもあるので、これも運次第といえるだろう。
(僕はかれこれ契約の1年半以上をカリブ海で過ごしているのでカリブ海マイスターです。)

 

 

英語が上達する


船内は基本クルー同士、ゲストとの会話、トレーニング等全て英語。
職種によっては、僕の職種の様に、英語でお客さん相手にセミナーをしなければならない事もある。


乗船当初、本当に英語なんてほとんど喋れなくて、僕が知ってる英単語は本当に誇張では無くハローと、サンキュー、マクドナルドくらいしか知らなかった。
(ただ海外のマクドナルドの発音は正式にはマクダーナルドッです。)


今でもあまり気の利いた事は言えないが、とりあえず日常会話には困らない程度には上達した。


日本で英会話教室に行って、コツコツ勉強するのが性に合わない僕みたいなタイプの人は乗船時、かなり苦労はするがこの環境は良かったんではないかと思う。
自身の英語の勉強法についてはまた他の記事にまとめようと思う。

 

 

貯金できる


前の記事でも触れた様にhttp://muranak.hatenablog.com/entry/2016/07/16/174811
基本船の中の医、食、住はタダなので、収入はそれほど無くても貯金する事はそう難しくない。

 

 

外人の友達が出来る


大体船で働き始めるとFacebookのフェードが英語だらけになる。


色んな国に知り合いが出来るのは良いことだ。
僕の場合、この前のバケーションの1ヶ月程は海外で過ごし、その際、船で会った友達の家にお世話になって過ごした。
彼らの家で過ごすと、その国の文化に触れる事が出来るので面白い。
お父さんがバスの運転手なのに気まぐれで全然働いてなかったり、外に靴を出してたら野犬に食いちぎられてたり、日本では起こりえない色んな事を体験出来る。

 

 

インターネットが使えない


このご時世、日本でインターネットが使えない環境で暮らしてる若者ってどれくらいいるんだろうか。


インターネットが使えないとSNS見たりとか、ネットサーフィンしなくていいので、これは結構気に入っている。


僕はネットが自由に使える環境で自分を抑制出来る程、自分に厳しいタイプではないので、環境によってこのように無理矢理規制をかけてくれる事は助かる。
たまにはネットが出来ない状況で、世界と繋がるのをやめて自分と向き合える時間も必要で、そんな時間があるからこそ僕はこんなコラムを書いている訳で。

 

 

 

ざっくり書いてみたらこんな感じかなと思う。

こうして箇条書きにすると淡々としているが、他にも夜とんでもなく綺麗な星空が見えたり、水平線に沈む夕日が綺麗だったり些細な幸せはたくさんある。


まだ船で働くには英語が全然なので、、とか
まだ資格を取ったばかりなので経験が、、とか

色んな理由をつけて船に乗る事をためらっている人にたくさん会ってきたが、基本的に英語にしても治療にしても、これで絶対にいい。満足するという事は永遠にありえない。


僕自身の個人的なアドバイスを言わせてもらうと、とりあえず乗ってみて、それから苦労したり、頑張ればいいかなと思う。
何も準備しなくていい。


次回は船で働いて、大変だった事についてまとめておこうと思います。

第7回 ディズニークルーズに乗船する。

話を戻して乗船の話へ。

 

オーランドで2日間のトレーニングが終わるといよいよ乗船します。

まだ朝日が出ていない早朝にクルー達は港へ向かいます。お客さんが乗船する前なので仕方ありませんね。

 

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乗船し、クルーオフィスで写真を撮り、IDを作成。
このIDがキャビンの鍵にもなりますし、財布にもなります。このIDにお金を入れて買物やバーでの支払いに使います。

 

早速荷物を置きにいよいよキャビンへ、、、

 

 

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ひ、広い。

そして窓付き、、

 

そしてこんな所にも!

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こんな所にもミッキーが!

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いかんいかん。洗脳されてる。

 

 

 

でもカーニバルクルーズと違って、アメニティは整ってるし、バスタブはあるし、キャビンは広いし。

本当にディズニーに感謝です。

もう日本に帰ってもUSJには行きません。たまにしか。

 

ディズニークルーズでは乗船初週からいきなりフルタイムで働かされるという事はありません。
最初の1週間はセーフティーのトレーニングや、4key の復習、船の生活ではどの様にモチベーションが推移するか、などのトレーニングを受けます。

 

言葉使い等もとても厳しいです。
色んな国からやってくるクルー達、育った環境は全然違います。
こんな狭い日本でも場所によって方言や、文化が違うように、いくら英語という共通言語はあっても、バックグラウンドはみんな違うのです。

 

お客さんがしてくる無理な質問、要望に対しても
You can't やNo などのネガティヴワードを避け、I wish I could help などのワードを使う事が好まれます。
この辺りは少し日本の接客に似ていますね。
まぁ、日本の接客業で働いた事がある人なら何の問題もないと思います。
日本のコンビニの接客は他国の高級レストランに勝ります。

 

こういった接客英語が学べるのも、僕がディズニーを気にいっている点です。
せっかく英語を学ぶんですから、ちゃんとしたものを学びたいものです。(同僚のマネしてFuck Fuck言ってると本当に口癖になります。)

 

研修最終日はキャスタウェイキーというディズニー会社がカリブに持ってるプライベートアイランドで行うのですが、そこの海はとんでもなく綺麗です。

 

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これで一応ディズニーの研修についての記事は終わりです。
最後まで読んで下さった方ありがとうございました。

第6回 僕の典型的な1日。豪華客船での平凡ライフ。

地中海クルーズが始まりました。イタリアのNaplesに来ています。

 

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ナポリに来てまで、中華レストランに行きたいという同僚が理解できません。

カルチャーショックです。

ナポリといえばピザだろうとくだまいて、イタリアの国旗掲げてるレストラン適当に入ったらパスタ専門店でした。
しかも日本のカラオケボックスで食べるカルボナーラの方がうm、、

 


これくらいにしときます。

 

今日は豪華客船での生活について少し。

豪華客船の日々は大きく二つに分ける事が出来ます。
一日中海の上で過すSea dayと呼ばれる日と、どこかの港に着岸するPort dayです。

 

クルーズにもよりますが1週間の間に、大体平均2〜3日のSea dayがあります。

よく勘違いされるので先に話しておきたいのが、大体のクルーズが1週間から2週間のクルーズだという事です。
つまりお客さんは1,2週間で総入れ替えとなり、船は大体同じ様な所を周ります。
カリブだったらカリブ。ヨーロッパだったらヨーロッパといった具合です。
つまり世界を一周してる様なクルーズや、1ヶ月以上も続くクルーズというのは珍しいのです。
日本人はどうしても豪華客船というと、世界を周っていたり、数ヶ月乗っているものというイメージしがちですが、そっちの方が断然レアです。

 

Sea day, Port dayの話に戻します。

クルーにとってSea dayは特に忙しい。
お客さんはもちろん船の外に出る事は出来ないので、一日船の中で過ごす事となります。
船の中の至る所で映画や、ショー、シャンパンのテイスティング、絵のオークションやら様々なイベントが開催されています。いわば船で働くクルーたちにとっての稼ぎ時です。

お客さんの部屋にはイベントスケジュールの様なものが配られており、ディズニークルーズではそれをNavigatorと呼びます。

 

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この様にNavigatorを見れば何時にどこにいけば、どのキャラクターに会えるかという事も一目瞭然です。

 

Port dayはどこかの港に着岸する日です。
この日はSea dayと比べるとお客さんも外に出ていて暇なので、もしタイムオフがあればクルーも外に出かける事が出来ます。
しかしだいたいの場合朝の7,8時に着岸し、夕方5時,6時の間に出航するので、それまでに帰ってこなければなりません。
なので夜の街を楽しんだり、外に出てディナーを食べるというのは希少な経験です。

以下はおおよその僕の1日の流れです。


Sea day
7:00 起床
7:30〜8:00 SPAミーティング、トリートメントルームのセットアップ
8:00〜11:00 トリートメント、コンサルテーション
11:00〜12:00 Introduction Acupuncture セミナー
12:00〜13:00 ランチ
13:00〜14:00 Back pain solution セミナー
14:00〜20:00 トリートメント、コンサルテーション
20:00〜 ディナー、タイムオフ。

忙しさによって誤差はありますが、こんな感じです。
基本的にご飯を食べに、食堂に行く時以外はスパにいます。

 

Port day
8:00 起床
9:00〜11:00 トリートメント
11:00〜16:00 タイムオフ。街に出かけたり、ビーチ行ったり、ネットをして過ごす。
17:00〜20:00 トリートメント
20:00〜 タイムオフ(ショー、シアターで映画鑑賞、コーヒーショップ行ったり

Port dayはこんな感じです。基本的に船にずっといるという事はありません。


もしお客さんとして乗って、船のアクティビティを楽しみたい。またはリラックスした時間を過ごしたければSea dayが多めのクルーズを。
観光地を巡るのが主であればPort dayが多めのクルーズをお勧めします。

 

第5回 ディズニートラディショナルトレーニング最終章

船はスペインのVigoに来ています。港町は坂が多くて雰囲気が良いです。

日本人がわざわざスペインまで来てこの街へ来る人は少ないでしょうが、大きすぎず、小さすぎず個人的に好みな街です。

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今週もパン屋さんから、アラブの石油王まで色んな患者さんを診ています。

 

 

前回の続き。

2日目はディズニーユニバーシティの教室でみっちり研修。

この日は15人程のニュークルーが一緒に研修を受けました。
国籍はインディアンとメキシカンがほとんど、その他イギリス、カナダ、ヨーロッパの人達がパラパラと。アジア人はこの時僕1人でした。

 

ディズニーの歴史(海外初のディズニーランドは東京ディズニーランドだそうです)、創始者ウォルトディズニーの思い、4keyというディズニーの理念の様なものを主に勉強します。
基本的にはクルーにプロ意識を持ってもらう事。他のクルーズラインとの違い。ディズニーはエンターテイメント会社であって、クルーズ会社ではない。
なのでAlways create something to funという事をクルーは求められるという事。
などを研修で学びます。

 

プロジェクターやビデオを使いながら研修は進みます。
例えばビデオは海外のホームビデオのようなもので、子供の前にプレゼント箱が置いてあり、子供がそれを開けるとディズニークルーズラインのチケットが入っていて、子供狂喜乱舞。
「I can't believe! Go to Disney cruise?! Oh my got!!(≧∇≦)」
みたいな感じのビデオです。

 

全体的にこれからクルーとして働く事へのモチベーションを上げさせる為のすごく良くできた研修だと、感心させられます。

 

合間、合間で飽きさせない為に質問されたりもします。
その質問に答えるとディズニーキャラクターのミニフィギアがもらえます。
僕はチップとデールの違いについても事前に予習をしていたので、答える事が出来ました。


ただプルートとグーフィーについて盛大に間違えてしまいました。屈辱です。


それ以来おとなしくしていました。

いくつかゲストからよくある質問の模範解答も学びます。
Q,ミッキーは世界で何匹いるの?
A,ミッキーマウスは世界で1匹だけです。魔法で世界各国を飛び回っているのです。

Q,ミッキーの中には誰が入っているの?
A,ミッキーはミッキーです。

Q,ミッキーはオス?メス?
A,ミッキーはミッキ、、、

ミッキーはオスです。これはひっかけ問題でした。
その証拠としてミニーマウスというガールフレンドがいます。
僕とした事がまたお手つきする所でした。

それからキャラクターに関する知識を深めていきます。
こんな感じでシールを貼って覚えていきます。

 

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ディズニーでは4つのキーをクルーとして働く際に求められます。
Safety, Courtesy(礼儀正しさ), Show, Efficiency(能率)
この後パークに出かけて、実際にパークで働くキャストメンバーを観察し、どんな振る舞いにこの4つのキーを感じる事ができたか質問されます。

そして最後にサプライズ、、

ミッキーの登場!

 

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僕と同じグループでずっとムスッとしてた強面のインド人が、ミッキーマウスが出てきた途端、
(*゚▽゚*)
みたいな笑顔になって、僕はその時1番ディズニーの魔法を感じました。

 

いよいよ次の日の早朝、いよいよ船に乗船です。