日本人男性が外国人女性と付き合う時に気をつけた方が良いこと
どうも、リョウタです。
豪華客船での閉鎖された人間関係での生活は学校みたいで、海外ドラマ“ゴシップガール”並に色んな事が起こります。
きっと矢口真里さんに起こった様な悲劇は船では日常茶飯事で起こっています。
※豪華客船のスパメンバーと
個人的にはそんな学校生活のような豪華客船での暮らしは学生時代、陰キャラを極めていた自分にとっては当時のトラウマを払拭する絶好のチャンスでもあります。
特に僕が中学時代の陰キャラさは凄惨を極め、帰宅部だった自分はやることが無いのに体力だけが有り余り、夏の甲子園大会、TVで松坂選手があれだけ頑張っているのを見ていて僕は感化されました。
そこで自分もタオル片手に松坂選手と同じ投球数分シャドーピッチングをした結果、伝説のPL学園戦では誰にも見守られない真夏の自宅のリビングで松坂選手以上に肩を痛めてしまったという逸話を残しています。(高校では素直に野球部に所属しました)
中学時代はそんな僕でしたが、船で働いていると幸運にも女の子と良い感じになる事も無い訳は無いわけです。
これからのお話しは日本に来ている外国人の女の子には少し当てはまらないかもしれません。
というのは彼女達は基本的に日本の事を少なからず好きか、興味があるだろうし、文化等も吸収しようという努力がベースにあるため、少し話しは変わってくるのかなーと思います。
船にいる外国人女性の中には日本?日本ってどこだっけ?北京って日本?
とか言ってくる子も普通にいますので。
今回はそんな僕が船で外国人女性と過ごした経験から、日本人の女の子との違い、注意点についてまとめてみました。
- 距離が近いので勘違いしてしまいがち
- 付き合うという明確な線引きが無いことが多いので、良い感じになっても同時並行で色んな男の子とデートしがち
- 基本的に奢られるのは嫌がりがち
- 関係性を隠したがると怒りがち
- 相手の実家に行くと結構カルチャーショック受けがち
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距離が近いので勘違いしてしまいがち
基本的に日本では異性の友達にハグしようとするとキモがられるか、
「無理。」
と断られてしまうが、外国人の女の子はとても距離が近い。
普通に友達同士であっても、ハグ、ほっぺにキスは当たり前。
ミーティング中に、もたれかかってきたり腕を組まれたりは日常茶飯事である。
日本人ならこんな事されると自分の事が好きなのかなあー
と勘違いして脳内お花畑状態に陥ってしまうが、気をつけた方が良い。
彼女達は特に相手の男性の事を“異性として微塵に意識していなくても”、こういう事が出来てしまう。
よって調子に乗って告白したりしても当然フラれるし、セクシャルな方にスキンシップがエスカレートしていくともちろん怒られる。
ちなみに多くの船では多種多様な国籍、文化のクルーメンバーが働いている事から、特にセクシャルハラスメント防止トレーニングに時間を割いたりして会社は気を配っている。
度を超えると階級に関わらず失職する事すらある。
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付き合うという明確な線引きが無いことが多いので、良い感じになっても同時並行で色んな男の子とデートしがち
これはイギリス人の女の子との話しだが、バーでいい感じになり、パーティーにも行き、一緒にキャビン(部屋)で夜を明かして良い感じかなーなんて思っていたら翌日、船がポートに付いた時
「今日はダンサーの○○君と外に出かける予定なのごめんねー」
と言って二人で出ていき、それ以降もよくわからない関係が続いたという話。
日本では一般的に
LINEやメールでやり取り始まる
↓
気が合えば実際合ってみる
↓
数回デートする
↓
どちらか(主に男性)が告白する
↓
OKもらって、関係が始まる
という流れが一般的だと思うのだが、外国の女の子はまず最初のデートをしてみて、そこで相手が自分に合っているかを計っているので、基本的によっぽど相手の事を嫌っていない限りファーストデートには行くように思える。
そして告白という文化の無い国では付き合っているのか、というその辺りが曖昧になりがちで、何度もデートを重ねた結果
「付き合ってるんだよね?」
みたいな感じでお互い確認する事により、正式に関係始まる事が多い。
-
基本的に奢られるのは嫌がりがち
これはオーストラリアの子と出かけた時の話しだが、レストランでご飯を食べ終わって会計をしようとした際、いつも仕事のサポートとかその子にお世話になっていたので
「今日は俺が奢るよ。」
と言うと
「いやいや、そんなのいいから。」
と言うので
なんだオーストラリアの女の子も何回か出す素振りを見せてくれるのか
とか思っていたら次第に
「いや、本当にいいから!」
とヒートアップしていき、結果自分がダチョウ倶楽部のように、どうぞどうぞと折れないといけない事があった。
どうやら向こうの文化ではお互い対等の立場でいたい。言いたい事もはっきり言うために、夫婦であっても金銭的にお互い自立している事もあるようだ。
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関係性を隠したがると怒りがち
これは中国人の女の子との話しで、同じ部署のみんなでカラオケパーティーをした際、夜も更けてきたので僕はキャビンに帰ろうと思った。
ただでさえゴシップが飛び交う豪華客船の中で、同じ部署で付き合っている事がバレると働きにくそうだなと思い。
「先に部屋に帰ってるから10分くらいしてから来て。」
と彼女に告げ、僕はパーティーをあとに、
そして10分後、彼女が部屋に来るとものすごく不機嫌な様子
もちろんこの事が彼女を不機嫌にさせる要因の一つであった事は薄々感づいていたが、あまりに口も聞いてくれないような状態だったので、自分がカラオケで歌った”Hey Jude”が重度の音痴だったのかな、とか色々考えさせられる程だった。
これに関しては自分が悪いので文化の違いというか、そもそも言い訳のしようがないが、その後結果的に関係性を回復する事が出来ず、女性ばかりの部署で仲間との信頼が厚かった彼女を傷つけた自分は
同部署から総スカンをくらうという最悪の結果になってしまう。
流石にこのときは仕事をやめようかと思った。
そういう感情は時折やってきてそれの対処法はこちら↓
確かに中国一人っ子政策のど真ん中で両親の溺愛の中生まれ、それに加え男性が多い社会の中で育った彼女にとって、この出来事はきっと大きく彼女のプライドを傷つけたのであろうが、まさか関係を修復出来ない事態にまで至るとは想定外だったし、
「血の川ができようとも2人目は産ませない。」
と中国一人っ子政策に舵を切った中国共産党をこんな形で恨む事になるとは思いしなかった。
-
相手の実家に行くと結構カルチャーショック受けがち
これは当時お付き合いしていたバリに住む彼女の家を訪れた時だが、バリ島に着き空港から、彼女の家まで友達の車で向かう事2時間半
まず最初に驚いたのがこの村
「電気通ってませんけどー!」
という事。
まぁいい、電気くらいなくてもモバイルバッテリーだって持ってきたし、明日はクタの方まで行く予定なのでなんとかなる。
お世話になるのでお母さんに挨拶しようとこんにちはー
と向かうと今度は…
「にわとりしめてますけどー!!」
彼女のお母さんとの初対面がにわとりしめてるって、ディープインパクト。
これが私にくれる最後の衝撃か。
こういう命の犠牲の上に自分達は生かされているんだなーと食物連鎖について思いを馳せながら、今度は部屋へ案内されると
「天井にヤモリ這ってるんですけどー!」
まぁ、いい。
別に毒ヤモリとか聞いた事ないし、寝てる間に顔を這われるくらい何ともないと思い、荷物を降ろしてお風呂へ案内される。
そこに置いてあったのは日本でもよく見るドラム缶
んー、これはドラム缶orバスタブ?
五右衛門風呂って日本の文化じゃなかったの?
とか思いながら
でも五右衛門風呂とか実際入る機会無いし良いかーとか思っていたら、彼女から
今水道止まってるからかけ湯するように使ってね。
「この村ライフライン全て止まってるんですけど。」
そして更にその後発覚した事実。
- お父さんはこの村と空港のあるテンパサールを結ぶ、村で唯一の公共バスの運転手だが近所の友人と花札に興じ、働いてる様子が無い。
- 電気も水道も通っていないが、彼女は日産JUKEに乗っている。
- 翌日朝起きたら僕のクロックスが野犬に噛みちぎられていた。
というウルルン滞在記顔負けの経験となった。
どの国出身でも、文化の違いがあっても基本的にリスペクトを持って接する事ができれば大きなトラブルになる事は少ないとは思いますが、ケアマネ時代に教わった事の一つに
「どんな問題行動のある人でも社会歴(どんな人生を歩んできたか)に必ず答えはある。」
という教えがあり、例えばゴミ屋敷に住む人は基本的に心の寂しさをモノで満たしたい人が多いし、暴力をふるう人は実は怖がりの人が多い。
不快になる行動や、言動を言われても何故その人がその行動や、言動をとるに至ったかに思いを巡らせ、色んな違いがある事を逆に楽しめるような気持ちで臨めば、きっと楽しい異文化交流ができると思います。
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