カリブ海にて考え中 Thinking something in Caribbean

豪華客船で起こる色々な事。

快活CLUBはもっと評価されるべき

快活CLUB。それは都会に突如として現れるオアシス.

 

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みなさんが愛を感じる瞬間はいつですか?

 

日本へ帰国。

本当は漫画を読むつもりで来た快活CLUBだったのに、途中あまりにも愛に溢れてきたので、快活CLUBの3時間パックをこの文章を書き上げるのに使わせて頂きました。

 

都会に燦然たる姿で突如現れるオレンジの看板。

 

僕にとってオレンジというカラーは控えめに言って好きなカラーでは無い。

全市民の90パーセント以上を、阪神タイガースファンが占めるといっても過言では無いような街で生まれ育った僕にとって、オレンジ色は敵対する読売ジャイアンツの色として、小さい頃からオレンジ色は敵!贅沢は敵!と叩きこまれてきたのである。

 

しかしそれを差し置いたとしても、僕の中でそんなハンディキャップを背負っていたとしても、快活CLUBに対する僕の愛情は揺らぐことがない。

 

以下、僕がなぜ快活CLUBこれほどまでに好きかという文章をしたためようと思う。

 

 

 

1、ほぼ全店シャワー付き

街でシャワーを浴びられる場所が街中に一体いくらあるだろうか?

ホテル、スポーツジム、銭湯。

シャワーを浴びるだけのためにホテルを予約するには高いし、スポーツジムは会員でなければ、利用することが難しい。

銭湯は良いが、そもそも数が少ないし、ゆっくりしたいとなるとスーパー銭湯を探さないといけなくなり、余計手間がかかる。

 

そんな時全国展開をしている快活CLUBなら簡単に見つかる。

全国津々浦々、様々な場所で快活CLUBを利用させてもらってきたが、快活CLUBにはシャワー室が併設されている。

このブランドイメージはすごい。

やはりいくらネカフェに泊まるといっても、僕のようなもうすぐアラフォーを迎える男子としては、シャワーが無いネカフェに泊まり、清潔感を失ったまま次の日、人に会うようなことは何としても避けたいところである。

シャワーさえ浴びて、ある程度の清潔感さえ保てていれば、リーガロイヤルホテルや、ヒルトンに泊まってました。なんて涼しい顔して人に会うことが出来る。

快活CLUBに行けばシャワーが併設されているという安心感と、ブランドイメージを作り出した戦略は素晴らしいと思う。

 

 

 

2、シャワー料金にシャンプー(リンス入り)、ボディソープ、ドライヤーが含まれている。

基本的に僕は頭の先から、足の爪の先まで石鹸一個で事足りる。

なので安価のカプセルホテルに泊まったり、安いネカフェに泊まったりした時、風呂場に何のアメニティが設置されて無くても

「まぁ、しょうがないか。」

と割り切れるタイプではあるが、快活CLUBには上記に書いたアメニティがシャワー料金にあらかじめ組み込まれている。

特にシャワーだけでも文句を言われないだろうし、むしろ簡易のシャンプーやドライヤーも別料金で貸し出しにすれば、その分利益も取れるだろう。

しかしそれをせず、あくまでお客さん目線で作っている所に好感が持てる。

 

 

 

3、安価で明朗会計

ネカフェによっては入店時に何時間の利用にするか、または3時間や6時間パックといったようなパッケージの使用を明言しなければならないところも存在するが、快活CLUBはこの点でも違う。

退店時のお会計で、利用した時間によってお得なパッケージ料金に自動で切り替わる。入店前に何時間利用するかなんて、まだそのネカフェの漫画のラインナップや、ブースを見ていないのに決断できるわけがない。

ましてや人間の決断力のような泡沫で、絶えず流動的なものに対して、まだ提供されてないサービスを何時間利用するかなど、そもそも愚問なのである。

その点でも快活CLUBは後払いシステムの採用、他を寄せ付けない圧倒的な明朗会計、そして充実のサービスにより

「うちが気に入らなければ15分以内で出てもらってもかまいません。」

といった、いわば挑発的で挑戦的とも言えるような、革新的な会計システムの導入に踏み切っているのだ。

 

 

4、Wi-Fiが素晴らしい

僕のような格安SIMを使っている者にとって街の中に飛ぶWi-Fiはいわば、マリオで言うところのキノコ。命を繋ぐ生命線であり、速度制限がかからないよう、そして使用料金を抑えるための必需品となっている。

 

しかし多くの人はこう思うかもしれない

 

“ネカフェにきてわざわざWi-Fiの需要があるか?”

 

ネットカフェに来てわざわざWi-Fiを使う人の需要とはどんなものであろうか、多くの人は自分のデバイス、つまりスマホやタブレットで動画を見たり、何かをダウンロードしたりするのにWi-Fiが必要といった需要がほとんどではなかろうか。

 

しかし調べ物やその場で動画コンテンンツを楽しみたい場合などは、ネカフェにあるPCで調べることができる。

そして今日格安SIMがいくら増えてきたとはいえ、まだまだ三大キャリアau、ソフトバンク、docomoの三社だって健在である。

僕のような格安SIMを使っていることにより、街のWi-Fiに依存しているという層はそれほど多くはないはずだ。

「ネカフェのWi-Fiはそれほど期待出来ないのでは?」

脳裏にそんな不安がよぎる。

 

僕は世界各国様々な国のカフェに行った、そして最初にやることはそこにあるFREE Wi-Fiの速度を計ることだ。

 

まぁWi-Fiがあるといってもどうせ対したWi-Fiではないだろう。

そんな気持ちを抱えながら、僕は快活CLUBのWi-Fi性能を計ってみた、すると

 

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なんだこの数字は?!

快活のWi-Fiは化け物か?!

 

通常3Mbpsが出ていればテキストやメッセージアプリの使用がストレスなく行え、20Mbpsが出ていれば4k動画の視聴がストレス無く見れる。

ヨーロッパの街のカフェ100箇所以上で速度を計測したことのある僕に言わせれば、5Mbps以上出ていれば合格、20以上出ていれば、動画ダウンロードが比較的高速で出来たりするので、そのカフェの常連になりうるのだが、

 

それが300だと?!

 

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もう僕は5Gの時代がすでに快活CLUBの世界では始まっているのかと、錯覚した程だった。

 

 

 

そもそも需要があるかどうかもわからないWi-Fiに、ぬかり無くこれだけ力を入れている快活CLUB。

もしかしてこのCLUBはとんでもないCLUBなのではないだろうか。

 

 

5、無料のソフトクリーム

想像してください。もしあなたがアイスコーヒーが飲みたいなーと思い喫茶店に入ったとします。しかしメニューを見ているうちにコーヒーフロートも良いなあ、なんて思ったとします。

しかしアイスコーヒーとコーヒーフロートは同じ値段ですか?

いいえ、違いますよね。

 

ソ•フ•ト•クリー•ム☆

 

快活CLUBならソフトクリームも基本料金に組み込み済みです。

そう、これは現代でいうところのバグとしか言いようがない。

まさにネットカフェ業界に現れた革命児。

 

今では他のネットカフェも取り入れはじめている、そんな”ソフトクリームフリー”という革命を起こしたのも、快活CLUBだ。

 

6、無料の朝ごはん

実はこれが今回この記事を書くきっかけとなった。

夜行バスでおとといの朝に東京に到着し、同窓会に参加しするため、つくば入りしたものの、あてにしていた駅近のネットカフェが閉店しており、やむを得なくカラオケ店で昨夜は一泊した。

夜行バスも含め、まる二日風呂に入っていない状態で同窓会に出ることだけは何とか避けたい所だった。

そんな中、なんとか駅から20分の場所に快活CLUBを発見。

同窓会が始まる前の午前8時、僕は快活CLUBにたどり着いたのだ。

 

気持ちよくシャワーを浴び、2日分の疲れと体のアカを取り除き、気分上々でブースに戻ろうとしたところ、僕の視界に突如飛び込んできた衝撃

 

“朝ごはん無料サービス!”

 

まさか、僕は自分の目を疑った。

 

しかし、それは実在した。

食パンとフライドポテト、そしてケチャップにマーガリン。

簡易だ。そしてセルフサービスではあるが、それはたしかに無料だった。

 

僕は感動に打ちひしがれる反面、

「さすがにマーガリンが置いてあるだけで、ジャムとかハチミツは置いてないよなぁ、ていうか無料のくせに何を欲張ってるんだろう、俺は。」

と自嘲気味な笑みを浮かべ、トレーにフライドポテトと二枚のトーストを乗せブースに戻ろうとした時、僕の脳裏によぎる違和感。

 

待て、

 

待てよ…

 

 

ある。

 

 

 

“あるっ!!”

 

 

 

そうだ、僕は足早にドリンクバーブースへ向かった。

高鳴る鼓動を抑えドリンクバーブースへ歩みを進める。トレーに乗せた朝ごはんが激しく揺れる。僕と数人の利用客が決して広くはない店舗内ですれ違う。少しバランスを崩し、皿に乗せたフライドポテトのいくつかがトレーにこぼれる。

 

そんな高鳴る気持ちを冷静に抑え、そしてようやくドリンクバーブースにたどり着いた僕の眼下に広がる世界。そう、そこには本来はソフトクリームのトッピング用として設置された、メイプルシロップやチョコレートソースが存在した。

 

 

 

あった。

 

 

ここに来て偶然にもFree Soft CreamとFree Breakfastが繋がったのである。

 

シナジー 

 

それと同時に、なるほど。と僕は確信した。

 

これは我々の知性を試されているのだと。

 

あえて朝ごはんブースにジャムやハチミツといった、そういった類のものを置かず、Free Soft Creamを実践している快活CLUBの強みを活かし、ソフトクリームブースにしか、食パンのトッピング足り得るメイプルシロップやチョコレートソースを置かない。

そう、これは快活CLUB側に我々の知性を試されているのだと。

 

 

 

僕らは日常生活の中で、まったく知らない人やモノと出合う機会が多くある。仮に誰か一人との出会いによって新しいご縁が生まれたとして、その縁から生まれる輪は、すぐにたくさんの人の大きな輪に繋がっていく。

 

Free Wi-Fi、Free Soft Cream、Free Breakfast,

 

これはブッダが説いた、縁、輪。なのでは。

 

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会計は事前にブースのPC画面で確認できるので、僕は過不足無くその額を用意し、レジへと向かう。

 

 

 

 

 

ありがとうございましたー

 

 

店員さんの声を後頭部に浴びながら自動ドアが開く、店舗の気温に比べ、少し肌寒くなってきた11月の風がゆるりと僕の体を撫でる。

 

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ユリノキ、ケヤキ、シカラシ。街路樹の葉が色を変え、そのいくつかは落葉し地面を彩っている。

 

適度な満腹感と幸福感に包まれた僕は、今年初めての白い息を吐きながらゆっくりと店を後にするのであった。

 

 

 

 

 

 

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